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2011 年10 月28 日

日本が融けてゆく

古賀茂明・須田慎一郎著の飛鳥新社の本だ。脱官僚路線を掲げる民主党政権が官僚に牛耳られていった過程がよく分かる。
日本の政治と官僚の関係を知る上では不可欠の書物だと思う。
先日の混合診療を全部非保険扱いする取り扱いを適法と認めた最高裁判決についての小宮山厚労大臣の「政府の見解が認められて正当」だとのコメントも、こうやってみると、いかに厚生労働官僚に民主党が支配されているかがよく分かる。混合診療の取り扱いを決めたのは旧自民党政権下の厚生労働省ではないか。今の政府は自民党政権と全く変わらない。「国破れて山河あり」ならぬ「政治破れて官僚あり」だ。

投稿者:ゆかわat 22 :13| ビジネス | コメント(0 )

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